アンケートを取ってみた~チーズについて~ そしてCheese Fun!Fan!Fun!にも行ってみた
コロナ禍では、これまで以上にチーズが食べられるようになりました。またスーパーや百貨店で販売されるチーズの種類も多様化が進んでいます。なお、ぐるっぱアンケートでも会員皆様からチーズが好きと回答が多く寄せられました。そんな中、ぐるっぱ事務局に、国産ナチュラルチーズにフォーカスを当てたイベント「Cheese Fun!Fan!Fun!」が開催されるとの情報が!日本におけるチーズのこれまでとこれからを知ることが出来るチャンス!と思い、参加してきました。
チーズが好きな方は94.6%、毎日食べる方も17.3%(ぐるっぱアンケートより)
イベントの詳細の前にぐるっぱ会員の皆様(1,528人)のチーズに対するアンケート結果の紹介です。
まずは、チーズは好きかという質問に対してですが、なんと全体で94.6%の方がチーズが好き(好き+どちらかというと好き)と回答。60代、70代はやや「好き」と回答した率が下がるものの、すべての年代で支持されていることが分かります。
また、チーズを食べる頻度についての質問には、17.3%の方が毎日食べると回答。76.9%の方が週1回以上の頻度でチーズを食べているようです。日常食として定着している方も多いのではないでしょうか。
Cheese Fun!Fan!Fun!とは?(公式プレスリリースからの転載)
それではイベントの紹介です。以下は公式プレスリリースからの転載となります。
国内のチーズ消費量は、農林水産省の統計によると2012年から10年で約1.2倍に増えたほか、国内のチーズ工房は全国332か所に広がり、2006年と比較して約3倍に急増しました。チーズの人気が高まる中、多様化する国産チーズの魅力を多くの人に楽しんでもらおうと、「Japan Cheese Awards」と「日本の銘チーズ百選」を過去最大の規模で開催し、広く一般の方に向けてアピールしていきます。
国産ナチュラルチーズのナンバーワンを決める「Japan Cheese Awards2022」には今年、過去最多となる100社、300品を超えるチーズが出品され、会場では審査の模様や表彰式をご覧いただけます。「日本の銘チーズ百選」では、Japan Cheese Awardsにエントリーされた、生産地や味わいが異なるチーズの盛り合わせプレートを試食することが可能です。(※試食には別途試食引き換え券付きチケットの購入が必要です。)また、会場内では全国各地の工房から集まったバラエティ豊かな国産ナチュラルチーズの販売も行われます。イベントを通じ、たくさんのチーズの中から自分に合った「運命のチーズ」に出会うことができます。
【開催概要】
イベント名:Cheese Fun!Fan!Fun!
Japan Cheese Awards2022/第8回 日本の銘チーズ百選
会場:新宿住友ビル 三角広場(東京都新宿区西新宿2丁目6番1号)
日程:2022年10月15日(土)、16日(日)10:00~18:00(一般)
料金:入場無料(会場内での飲食は有料)
開催内容:全国各地の国産ナチュラルチーズのコンテスト、試食、販売
主催:NPO法人チーズプロフェッショナル協会
後援:チーズ普及協議会/一般社団法人中央酪農会議/一般社団法人日本チーズ協
会/令和4年度国産チーズ競争力強化支援対策事業(独立行政法人農畜産業振興機構後援)
協賛:タカナシ販売株式会社/株式会社明治/森永乳業株式会社/雪印メグミルク株式会社/六甲バター株式会社会/チェスコ株式会社
会場の様子をお伝えします!
本イベントは、感染症対策の観点から、無料の入場整理券を事前に入手する必要があったのですが、せっかく食イベントに参加するので、入場券だけでなく、試食付きの「運命のチーズ探し体験チケット(800円)」も購入。展示の見学だけではなく、バッチリ試食もしてきました。なお、この日の入場チケットは事前に完売していました!
会場の外観はこんな感じ。
多くのチーズ好きが集まっていました。早速、QRコード付き入場券で中に入ります。もちろん、試食用チーズの引換券もゲット!楽しみです!
入場ゲートをくぐると、読み応えバッチリの展示物がいくつもあり、読んで回っているだけでちょっとしたチーズ博士になった気分。試食も気になったのですが、まずはしっかりと勉強をして回ります。いくつか展示物を紹介すると・・・
①チーズの定義
②チーズの歴史
③チーズの健康効果
④ミルク(原料)によるチーズの違い
⑤日本酒とチーズの相性
などなど・・・まだまだ多くの展示物がありました。本当に勉強になります。
頭を使っていると、お腹が空いてのどが渇いてきました。笑
いよいよ、お待ちかねの試食タイムです!
試食の様子をお伝えします!
ここからは試食のレポートです。
試食用のチーズは引換券を使って受け取りますが・・・
見てください!このビジュアル!チーズをイメージしたトレイに8種類のチーズが!
ちなみに8種類のチーズは、入場券に記載されている相性診断によって選ばれているのですが、会場内には300以上のチーズが持ち込まれており、ほんの一部の精鋭たちということになります!隣のテーブルで試食していた方は私と全く違うチーズでした。一体、いくつのパターンがあったのでしょう???
ちなみに、試食エリアの近くにはチーズに合うドリンクを販売しているコーナーがあり、本能でワインをお買い上げ。チーズといえばワイン!ってなりますよねー笑(日本酒を合わせるのも大好きですが)
どのチーズも個性があり、とっても美味しかったです。そしてワインとの相性もバッチリ。実はワインを2杯おかわりしました!
しかしながら、これだけのチーズを食べ比べ出来て800円は非常に安いなと思いました。もっと色々なチーズを食べたかったですが、体験チケットを1枚しか買っていなかったので試食はここで断念・・・。来年は複数枚買うぞ!と心に決めたのでした。
チーズ好きの熱量と今後の展望
なお、会場内では、「Japan Cheese Awards 2022」という生産方式や原料別に国産チーズを表彰するイベントも同時開催されていました。
20種類の受賞チーズが決まるたびに大きな拍手が巻き起こっていて、改めて日本のチーズファンの熱量を感じることになりました。
ちなみに・・・日本のチーズといえば北海道を思い浮かべる方が多いかと思いますが、今や全国にチーズ工房が点在し、それぞれの地域に根差したチーズづくりをしています。なんと、私の住んでいる東京都にも9の工房があるそうです。まさにウジリィの知らない世界!ぜひ近場のチーズ工房の見学に行きたいと思います!
なお、今回のイベントのを通じて、日本のチーズ文化はまだまだ発展の余地があると大いに感じました。知れば知るほど美味しくて楽しい世界が待っていてくれそうです。数年後には日本酒や日本ワインが海外で評価を受けているように、チーズもその存在を海外にまで広げていくようになると良いですね。チーズ好きみんなで業界を盛り上げて行きましょう!
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