アンケートをとってみた「父の日」(2024年)
「ぐるっぱ」では、年間催事についてのアンケートを取っております。その結果の一部を記事にして公開しております。今回は「父の日」(2024年)についてのアンケート結果をご紹介いたします。是非ご覧下さい。
そもそも父の日とは?
「父の日」は、国によって日は異なりますが、日本では6月第3日曜日となっています(米国と同じ)。
米国ワシントン州のソノラ・スマート・ドッドは16歳の時に母を亡くし、彼女を含む姉弟6人は父ウィリアムにより男手一つで育てられました。ソノラは教会で「母の日」の説教を聞き、「母の日」があるのだから「父の日」があって良いのではないかと考え、地元の教会に働きかけました。
その結果、1910年6月に初めて「父の日」を祝う式典が開催されました。
1966年にはジョンソン大統領が6月第3日曜日を父の日とする大統領布告に署名し、1972年にはニクソン大統領が父の日の行事を全国的に開催することを制定しました。
<国ごとの違い>
米国:父が亡くなっている場合には白バラを供え、ご存命の場合には赤バラを贈ります。家族で一緒に食事をするなど、共に過ごすことを大切にするそうです。
英国:父にネクタイや靴下など贈ります。食事やアウトドアで共に過ごすようです。
イタリア:3月19日の「聖ヨセフ(=聖母マリアの夫)の日」が父の日にあたります。父への感謝を伝えつつ、ゼッポレという菓子を食べるそうです。
ドイツ:復活祭(イースター)の39日後の木曜日、国の休日でもある「昇天日」が父の日です。「男の日」 や「紳士の日」とも呼ばれ、ビールを飲み交わすそうです。
父の日に贈り物を貰った男性は回答者の約半数
お子さんのいる男性399人を対象にした「父の日に贈り物を貰ったか?」と質問。
「貰った 48.6%」「貰ってない 51.4%」と、概ね半々という結果になりました。
貰ったものは、「1位 ビール」「2位 日本酒」「3位 海鮮」「4位 焼酎」「5位 ウイスキー」と、酒類が多い傾向にありますが、母の日のカーネーションと違って明確にこれを贈るべきというものがなく、回答が分散して「その他」が想定外に多い結果となりました。
「その他」に相当する自由回答を見てみると、「衣類(10.3%)」「スイーツ(4.1%)」なっていました。
父の日に贈り物をしたか?(女性のみ対象)
女性998人を対象に「父の日の贈り物をしたか?」質問し、その回答を年代別にグラフにしました。
父の日の贈り物をした人の割合は女性全体では25.4%となっておりますが、30~40代が4割程度と高い数値となっていました。
60代以上になると1割程度にまで低下しますが、これは贈るべき父が「病院・介護施設に入っている」「他界した」などの回答がありました。
誰に贈ったか?(女性のみ対象)
女性998人を対象に「誰に父の日の贈り物をしたか?」質問し、その回答を年代別にグラフにしました。
50代以下および全体では「自分の父」という回答が最多となっています。
30~40代は、他の年代と比べて「夫の父」が高い数値となっています。
逆に60代以上になると、「夫の父」という回答はほぼ無くなり、「自分の父」が「夫」より低くなります。
贈り物をどこで買ったか?(女性のみ対象)
父の日の贈り物をした女性253人を対象に「父の日の贈り物をどこで買ったか?」質問し、その回答を年代別にグラフにしました。
40代以下と60代は「ネット通販」が最多で、全体でも「ネット通販」が最多となっています。
50~60代は、「スーパー」という回答が多いのが特徴的ですね。
母数が少なく参考程度となりますが、70歳以上は「百貨店」という回答が最多になっていました。
70歳以上と同じく母数が少なく参考となりますが、29歳以下は他の年代と比べ「ショッピングモール」「カタログ通販」が多くなっていました。
父の日の贈り物1人あたりのお値段は?(女性のみ対象)
父の日の贈り物をした女性253人を対象に「父の日の贈り物をどこで買ったか?」質問し、その回答を年代別にグラフにしました。
全体では「3,000円以内」が約4割と最多で、次点が「3,000円超~5,000円以内」で約3割、3番目が「5,000円超~10,000円以内」で約2割、「10,000円超」は約1割となっています。
所得が少ないであろう29歳以下は「3,000円以内」が約6割と多く、所得が増えてきた30代は「3,000円超~5,000円以内」が5割、生活が安定している40~60代は5,000円超の構成比が増えています。
いずれにしても、あまり高額なものは贈っていないようです。
父の日の夕食に何を食べたか?(女性のみ対象)
父の日の贈り物をした女性253人を対象に「父の日の夕食に何を食べたか?」を質問。
最多回答は「普段通り」で約4割となっていました。
ただし、その後は「外食」「寿司」「ステーキ・焼肉」「刺身」が続き、父の日に特別な食事をする傾向が見受けられます。
今回使用したアンケート
今回の記事は以下のアンケートを元に作成しました。
出所:食の総合情報サイト ぐるっぱ(https://www.guruppa.jp/)
アンケート名:父の日アンケート2024
調査方法:インターネット調査
調査対象:日本全国 男女
調査期間:2024年6月28日~7月4日
総回答者数:1,646人
いかがでしたか? アンケート結果を見ると、驚きや新たな発見がありますよね。
ぐるっぱ事務局では、今後も定期的に食や生活にまつわるアンケート結果を掲載していく予定です。
なお、本記事に掲載されているグラフは、「食の総合情報サイト ぐるっぱ」より転載した旨をご記載下されば、有償提供される物への使用を除き、個人・法人問わず無料でご利用頂けます。
最後までご覧下さり有難うございます。次回も宜しくお願いします。
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