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アンケートを取ってみた~クリスマスについて

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3年振りの行動制限のないクリスマス、皆さんはどう過ごしましたか? クリスマスイブが土曜日にあたるのも6年振りと、曜日まわりも良かったためクリスマスパーティーをされた方も多かったのではないかと思います。皆さんが2022年のクリスマスをどう過ごしたのか、気になったのでアンケートを取りました。以下にその結果をご報告いたします。

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クリスマスのお祝いをした人の割合は?

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全体の約半数が、クリスマスのお祝いをしたと回答しています。

男女別では、女性の方が各年代とも男性より1割以上実施率が高くなっています。クリスマスのお祝いをしなかった人に、お祝いしなかった理由を確認したところ、「自分はクリスマスも仕事で、お祝いは妻と子でしていた」というものがあり、同設問回答者数の9%が仕事を理由に不参加となっておりました。これが、男女の実施率の差の一因だと考えられます。筆者は以前に某小売チェーンの本部に勤めておりましたが、クリスマスはパート・アルバイトの休日申請が店舗業務に支障をきたすほど多く、本部の男性スタッフは朝から晩まで店舗のシフトの穴埋めに駆り出されておりました。接客業についている男性は、同じような状況なのかもしれませんね。

年代別では、39歳以下の男性を除き、若い年代の方が実施率の高い傾向があります。クリスマスのお祝いをしなかった理由の14%は「子が長じて祝わなくなった」となっておりました。子供も大学生ともなれば友人等とクリスマスを過ごすようになり、親子でクリスマスのお祝いをすることはなくなるようで、夫婦二人だとお祝いという感じにはならず、いつも通りに過ごす方も多いようです。

クリスマスのお祝いをした日は?(複数回答可)※

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※グラフの合計値が100%を超えているのは、クリスマスのお祝いを複数回した人もおり、当設問への回答を複数回答可にしたため。

クリスマスのお祝いをした人の約7割が12月24日(土)と回答しています。次点で約3割が12月25日(日)となっています。6年振りの土日のクリスマスということで、クリスマスのお祝いをした人のほとんどが24日(土)・25日(日)にしています。

性年代別では、40代男性と60代男性は他の年代と比較して24日(土)以外に実施している割合が多いです。
40代男性は、仕事の都合で24日(土)を外して実施することが考えられますね。
60代男性は、24日(土)以外の日に息子(娘)夫婦のクリスマスのお祝いにお呼ばれしたことが考えられます。妻の親御さんを24日(土)にお招きしたら、夫の親御さんは25日(日)にお招きするという具合です。子・孫世帯が複数あり、それぞれからお呼ばれした場合は、土日に都合がつかずに平日に実施することもあると思います。

クリスマスのお祝いをした場所は?(複数回答可)※

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※グラフの合計値が100%を超えているのは、クリスマスのお祝いを複数回した人もおり、当設問への回答を複数回答可にしたため。

クリスマスのお祝いをした人の約9割が「自宅」と回答しています。飲食店などでお祝いするケースは少ないようです。ただし、クリスマスのお祝いを複数回した人に関しては、何度もホームパーティーをするのは大変なので、18%が飲食店などで実施したと回答しています。

クリスマスケーキを購入した人の内、予約した人の割合は?

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クリスマスケーキを購入した人のうちの半数が「予約をした」と回答しています。近年はフードロス削減を目的として、クリスマスケーキの当日店頭販売は縮小傾向にあります。そのため、予約せずに店頭販売分を買いに行くと、目ぼしいホールケーキは売り切れているという事態が発生しています。お眼鏡にかなったクリスマスケーキを確実に手に入れるには、予約が必須になってきています。
性年代別では、39歳以下の男性や40代男性の予約率が高くなっていました。

クリスマスケーキの購入先は?(複数回答可・上位3業態抽出)※

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※グラフの合計値が100%を超えているものも存在していますが、クリスマスのお祝いを複数回した人もおり、当設問への回答を複数回答可にしたため。

クリスマスケーキ購入者の6割が、ケーキ屋などのスイーツ専門店で購入しています。2割強がスーパーという回答でした。
性年代別では、39歳以下の男性と40代男性、60代女性のスイーツ専門店での購入率が高くなっています。
39歳以下の男性や40代男性は、前項目のクリスマスケーキの予約率の高い性年代ですね。スーパーやコンビニでは売られていない、ハイクオリティなもの・オリジナリティの高いものを予約しているのかもしれません。筆者の家では、子供が好きなキャラクターをデザインしたケーキを特注していましたね。

クリスマスクリスマスのお祝いで食べたものは?(複数回答可)

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ケーキの回答率は全体の約3/4と、他の回答と比べると圧倒的に高いですが、逆に言うと約1/4の方はケーキを食べなかったということ。ケーキを食べない方が思いのほか多かったです。
フライドチキンやローストチキンレッグはそれぞれ約3割と高い回答率となっています。ローストチキン丸鶏を食べた方も1割程いらっしゃいました。そして、定番の鶏唐揚げも16%と結構高めになっており、スーパーでハレの日によく大量陳列されているローストビーフよりも高い数値になっていました。
主食系では、ピザや寿司ともに約2割、カレー・シチューやパスタとも約1割となっていました。

子や孫にプレゼントしたものは?

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「プレゼントしなかった」が約3割と最も多いという結果となりました。子や孫が、まだ赤ちゃんだったり、逆に大学生になったりすると、一緒にケーキやチキン等は食べますがプレゼントはあげないのかもしれません。
おもちゃが17%、ゲーム機・ゲームソフトが8%、現金が8%、服・バッグ・時計・アクセサリー等が7%となっていました。

配偶者にプレゼントを贈った人の割合は?

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クリスマスのお祝いをした人のうち、配偶者にプレゼントを贈ったと回答した人は17%と少数派でした。
当たり前かもしれませんが、若い年代ほど配偶者にプレゼントを贈る割合が高く、年齢が高くなるほどプレゼントを贈らなくなるようです。でも、60代で配偶者にプレゼントを贈る方は1割以上いるんです。60歳を過ぎてもクリスマスにプレゼント交換し合う夫婦って素敵ですね。


今回使用したアンケート

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今回の記事は以下のアンケートを元に作成しました。

出所:食の総合情報サイト ぐるっぱ
アンケート名:クリスマスについて
調査方法:インターネット調査
調査対象:日本全国 男女
調査期間:2022年12月26日~2023年1月4日
対象回答者数:1,627人
いかがでしたか? アンケート結果を見ると、驚きや新たな発見がありますよね。
ぐるっぱ事務局では、今後も定期的に食や生活にまつわるアンケート結果を掲載していく予定です。

なお、本記事に掲載されているグラフは、「食の総合情報サイト ぐるっぱ」より転載した旨をご記載下されば、有償提供される物への使用を除き、個人・法人問わず無料でご利用頂けます。

最後までご覧下さり有難うございます。次回も宜しくお願いします。