秋、多摩川にて~クラフトビールを楽しみつつの極上チェアリング体験~
ようやく夏の暑さも落ち着いてきた9月の終わりに、ぐるっぱ事務局ではライターウジリィの自宅近くで、チェアリングでサウンドとクラフトビールを楽しむ、クラフトビールフェスティバル「SOUND&CHAIR」というイベントが開催されるという情報をキャッチ。チェアリングをメインとしたイベントということでこれは一度体感しないと!となりまして、足取り軽く参加して来ました!
クラフトビールフェスティバル「SOUND&CHAIR」のご紹介
まずはイベントの紹介です。以下は、イベントの公式HPからの転載させていただきます。
10月8日・9日(土・日)の2日間で、丸子橋第2広場及び丸子橋ピクニック広場を会場に、TABAの9ブルワリーが集まるクラフトビールフェスティバル「SOUND&CHAIR」を開催します。
持ち運び可能なアウトドアチェアを様々な場所に置き、その借景とともに、くつろぎ、お酒を楽しむ、巷で話題の飲酒スタイル「チェアリング」でバラエティ豊かなクラフトビールが楽しめます。会場は、haruka nakamura氏による幻想的なサウンドで満たされており、河川敷の自然環境と融合したサウンドスケープを織りなします。また、アウトドアブランドのコールマン社協力のもとタープをはじめとするアウトドアギアがセットされたコーナーもあります。思い思いに自身のアウトドアチェアを持って、この日ならではのスペシャルな河川敷を楽しんでください!なお、数量限定でアウトドアチェアのレンタルも行います。
公式HP:https://taba.fun/2022/09/07/soundchair/
チェアリング+お酒+音楽・・・まさに私のためのイベントじゃないです!
5月に横浜の赤レンガ倉庫でも同じ組み合わせでチェアリングをしてきましたが、今回はクラフトビールだけで9ブルワリーも!しかもコールマン社の協賛でアウトドアチェアのレンタルまで!正直、参加前からワクワクが止まりませんでした。
チェアリングとは?(久しぶりなので改めて)
イベントの詳細を記載する前にチェアリングの定義についても記載します。
「チェアリング」とは各々のお気に入りのスポットにアウトドア用椅子を設置し、自由にくつろぐ行為。基本的にはそれ以上の楽しみは個人に委ねられています。
ただしいくら自由と言っても、公共の場で楽しむ場合には、最低限のルールを守る必要があると思います。
ちなみに「日本チェアリング協会(JCA)」では以下のルールを定めているのでご紹介します!https://www.facebook.com/chairingjapan/
<チェアリングのルール>
・人様に迷惑をかけない
・ゴミは持ち帰る。むしろ掃除して帰るのかっこいい
・市井の人々に威圧感を与えない(酒をよく思わない人もいるので)
・私有地に無断で立ち入らない
・騒がない(KEEP CALM)
・公共の場を占有しない
・装備を増やしすぎてキャンプにならない
久しぶりの紹介でしたが、過去に私のチェアリング記事を読まれた方は覚えてらっしゃいましたか?
初めての方は、これを機に覚えてくださいね!とても重要です。
今回のチェアリングスポットは多摩川の河川敷
ということで、多摩川沿いにある「丸子橋第2広場・丸子橋ピクニック広場」にやって来ました。
前日の雨で会場のコンディションが気になっていましたが、既に多くの方がチェアリングを楽しんでました。
とても良い感じです。チェアリングが市民権を獲得しつつあることを体感してうれしい気分!テンションが上ります!
一方で、水辺低くとぶ鳥と目が合ってしまうほど、十月の連休はゆっくりとおだやかな時間が流れていきます。
まさに、「秋、多摩川にて」でございます・・・って元ネタ分かる方、ほとんどいないですよね。
分かる方は私と同じでとってもハイセンスであります。おめでとうございます!!!
分からない方はぜひGoogle検索などで調べてみてくださいね!
なお、会場近辺の地図を見てもピンと来る方は少ないかもしれませんが・・・本イベントの会場は東京都と神奈川県の境目に近く、地図に写っている沼部駅の近くには、福山雅治の名曲として歌われている「桜坂」が、新丸子駅の近くには孤独のグルメにも出てきた川崎が誇る昼飲みの聖地「三ちゃん食堂」があったりする、そんな場所です。
ちなみにビールブースだけではなく、複数のキッチンカーが会場にやってきており、ビールに合わせた食事も楽しめるようになっていました。
音楽に揺られながらクラフトビールを楽しむ
ビールを飲む前に・・・今回会場に集まっているTABAの9ブルワリーについての説明を少し。TABAとは「TAMAGAWA ALL BREWERIES ALLIANCE」の略で、多摩川沿いに居を構えるブルワリーが集結し、これまでクラフトビールに親しんでこなかった方々、お店に行きたいのに行けない方々に向けて、様々な「動き」を作っていくプロジェクトです。私もこのイベントに参加するまで全く知らなかったのですが、多摩川沿いにはTABAに参加しているだけでも15のブルワリーがあります。以下のリンクから地図とブルワリーの特徴を知ることが出来ますのでぜひご覧ください!
TABAブルワリーマップ
https://taba.fun/wp/wp-content/uploads/2022/06/taba_brewery_map.pdf
説明が長くなりました。そろそろ飲んだビールの感想です。
1杯目は「10ants Brewing」の「Let's Play Baseball」
私は野球が大好きなこともあり、会場に行く前から1杯目はこれを飲むと決めていました!ちょうどプロ野球のクライマックスシリーズも始まる日だったこともあり、一足先にプレイボールです!すっきりライトな口当たりですが、後から来る苦味も楽しめる1杯でした。どうやら他のビールイベントでもとても人気のようです。
ちなみにチェアリングしながらの風景はこんな感じです。
続いて2杯目は「KUNITACHI BREWERY」の「四六時中」
会場内をウロウロしながら、四六時中という名前を見た瞬間に脳内にサザンオールスターズの真夏の果実が流れできて思わずオーダー笑。今いるのは、海ではなく川沿い、しかも川崎で鎌倉や江ノ島とは全然違う・・・、しかも季節は秋・・・でも良いのです。美味しくて楽しければ!肝心な味わいもトロピカルな香りとスッキリとした飲み口が心地よく、何杯でも飲める感じ。まさに「四六時中も好きと言って 夢の中へ連れて行って~」と歌いたくなるようなそんな味わいでした。
最後の3杯目は「鍵屋醸造所」の「MELLOW YELLOW IPA」
ブースに立っていた醸造家の方が「ぜひ飲んでください!」と激推ししてくれたこともありセレクト。ホップの香りが華やかに香りつつ、とても優しい口当たりで美味。ブルワリー直営のバーでも一番人気とのことです。ちなみに、1980年代に大人気だった清涼飲料水のメローイエローとは関係が無いそうです!
なお、こちらのブルワリーは、鍵屋(かぎや)だけに「人と人が繋がるKeyになるビールを醸造する」がコンセプトのようです。
まとめと過去のチェアリング記事の紹介
今回は多摩川の河川敷で開催されたチェアリングイベントを楽しんで来ました。チェアリングという言葉が少しずつ浸透していることを受け、ぐるっぱでも体験記の連載を始めたのですが、日を追うごとに少しずつその存在が大きくなっているのを感じています。空前のサウナブームを受け「ととのう」も一般化しました。チェアリングもじわじわとその波を大きくして今以上に盛り上がることを期待したいです!
なお、これまで東京都(大田区)、神奈川(横浜市)、北海道(札幌市)のチェアリングスポットを巡って来ました。
それぞれに良さがありましたので、ぜひ過去の記事について読んでいただきたいなと思います。
では、次回のチェアリング体験記もお楽しみにー!
・飛行機が見える公園でチェアリングをしたら超絶にリラックス出来た件
https://www.guruppa.jp/blog/detail?blog_id=726
・札幌の大通公園でローカルフードを食べながらのお花見チェアリング
https://www.guruppa.jp/blog/detail?blog_id=735
・横浜名物と音楽フェス飯を楽しむ極上チェアリング~横浜赤レンガ倉庫前編~
https://www.guruppa.jp/blog/detail?blog_id=762
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