アンケートを取ってみた「お花見」(2024年)
「ぐるっぱ」では、年間催事についてのアンケートを取っております。その結果の一部を記事にして公開しております。今回は「花見」(2024年)についてのアンケート結果をご紹介いたします。是非ご覧下さい。
花見に行った人は約半数!前年より6ポイント増加!
2024年に花見に行った人(または行く予定の人)は総回答者数の49%と約半数。
前年に花見に行った人は43%であり、前年より6ポイント増加しています。
2023年5月8日に新型コロナウイルスが5類に移行となってから、そろそろ1年が経とうとしていますが、自粛ムードは完全に無くなっていますので、当然の結果ですね。
花見に行かなかった理由を確認すると、新型コロナウイルスを理由にする人の割合は昨年の半分程度に減少していました。
なお、行かない理由のトップ2は昨年も今年も「花見に興味がない」「人混みが苦手」でした。
花見に行く人数は2人が最多!意外と1人花見も多い?
「何人で花見に行ったか(または行く予定か)」を確認したところ、回答者の約半数が2人と回答。
意外にも約2割もの人が「1人で花見に行った」と回答しています。
以前は職場の人達と多人数で花見をしていた印象がありますが、今や多人数での花見は少数派。
平成までは、若手社員が花見前日の夜や当日の早朝から場所取りをしている光景がTVに映っていましたが、令和になってからはコロナ禍での外出・会食の自粛および三密回避や、コンプライアンス上の問題(労働基準法違反やパワハラ)から、深夜・早朝から場所取りしている若手社員を見かけなくなりました。
多くの企業が社員一人一人のプライベートを尊重にするようになり、職場の飲み会自体が減っている中、職場の花見も減っているというのもありますね。
「誰と一緒に花見に行ったか?」という質問も、「配偶者(恋人)」「子供」が大多数であり、「職場の人」はわずか3.1%でした。
花見に行く場所は「近所の公園」が最多
「どこに花見に行ったか?」という質問への回答の第1位は「近所の公園」。
第2位は「市内の花見の名所」ということで、花見のためにあまり遠方へは行かないようです。
第3位に「近所の桜並木」がランクインしており、レジャーシートを敷いて座って飲食しながら桜を見るというのではなく、散歩をしながら桜を見るという花見スタイルなのかなと思います。もしくは、桜並木がよく見えるカフェで、桜並木を見ながらコーヒーを飲むという花見スタイルなのかもしれませんね。
花見に行った時間帯は「昼」が多い
「花見に行った(または花見に行く予定の)曜日・時間帯」を質問したところ、回答者の約3割が「平日の昼」で約1/4が「土日祝日の昼」と回答しています。
お花見シーズンは昼こそ暖かいですが、朝夕はまだまだ寒い時期だけに、野外で長時間過ごすなら昼が最適ですよね。
夜桜も乙なものですが、夕夜間に花見をした人は少数派でした。
花見で飲食した人は回答者の4割
花見に行ったと回答した人の4割が「花見で飲食した」と回答しています。
コロナ禍になる前の花見というと、桜の花なんか碌に見ないで酒を飲んでいるイメージでしたが、今や花見で飲食する人は半数を割っているんですね・・・。
以下に「花見で食べたいもの」「花見で飲みたいもの」のランキングを掲載します。
花見で食べたものは手作り?それとも購入?
花見で飲食した人の約6割が「購入」、約1/4が「手作り+購入」と回答しています。
お花見で飲食している人の8割以上が、何かしらをお店で購入して飲食していることになります。
購入先を見てみると、約6割がスーパーマーケットで、約3割がコンビニエンスストアでした。
価格で言えばスーパーマーケットがお得ですが、お花見スポットの最寄りのコンビニで買えば、お弁当は温かいまま、ビールは冷えたまま、お花見の会場に持ち込めるから便利ですよね。
温めて食べたい弁当・惣菜類や、キンキンに冷やして飲みたいビールはコンビニで購入、それ以外はスーパーマーケットで購入と、ものによって購入先を分けているのかもしれません。
また、屋台での購入も2割強います。焼き鳥、たこ焼き、焼きそば等は、屋台を見かけるとつい買ってしまいますよね。
今回使用したアンケート
今回の記事は以下のアンケートを元に作成しました。
出所:食の総合情報サイト ぐるっぱ(https://www.guruppa.jp/)
アンケート名:【20歳以上限定】花見についてのアンケート2024
調査方法:インターネット調査
調査対象:日本全国 男女 20歳以上
調査期間:2024年4月8日~4月14日
有効回答者数:1,790人
いかがでしたか? アンケート結果を見ると、驚きや新たな発見がありますよね。
ぐるっぱ事務局では、今後も定期的に食や生活にまつわるアンケート結果を掲載していく予定です。
なお、本記事に掲載されているグラフは、「食の総合情報サイト ぐるっぱ」より転載した旨をご記載下されば、有償提供される物への使用を除き、個人・法人問わず無料でご利用頂けます。
最後までご覧下さり有難うございます。次回も宜しくお願いします。
written by